デジタル大辞泉 「一人一人」の意味・読み・例文・類語 ひとり‐ひとり【一人一人】 《「ひとりびとり」とも》1 多くの中のそれぞれの人。めいめい。各人。副詞的にも用いる。「一人一人の自覚が大切だ」「一人一人診察する」2 どちらかひとり。だれかひとり。「思ひ定めて―に逢ひ奉り給ひね」〈竹取〉[類語]めいめい・各自・各人・面面・てんでん・てんでに・各位 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「一人一人」の意味・読み・例文・類語 ひとり‐びとり【一人一人】 〘 名詞 〙 ( 「ひとりひとり」とも )① どちらかひとり。だれかひとり。[初出の実例]「思ひ定めてひとりひとりにあひ奉給ね」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))② 一緒になっていたものが、ひとりずつに分かれること。[初出の実例]「つねにおもひを、たきものの、ひとりひとりも、もえいでなまし」(出典:多武峰少将物語(10C中))③ 各人。めいめい。[初出の実例]「ひとりひとりの達声として、自他一音の曲道はあるべからず」(出典:五音曲条々(1429‐41頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例