倒伏・倒臥(読み)たおれふす

精選版 日本国語大辞典 「倒伏・倒臥」の意味・読み・例文・類語

たおれ‐ふ・す たふれ‥【倒伏・倒臥】

〘自サ四〙 たおれて横になる。たおれてうつぶす。また、たおれて泣く。泣きふす。
源氏(1001‐14頃)蓬生八月野分あらかりし年、廊どももたうれふし」
謡曲・丹後物狂(1430頃)「あれはわが子か、父御前か、げに面影の花松かとて、抱きあひて倒れ伏す」

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