借上げ公共賃貸住宅制度(読み)かりあげこうきょうちんたいじゅうたくせいど

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「借上げ公共賃貸住宅制度」の意味・わかりやすい解説

借上げ公共賃貸住宅制度
かりあげこうきょうちんたいじゅうたくせいど

民間賃貸住宅を国や地方公共団体が借上げ,家賃補助を行なったり,低い賃料で貸したりする制度。 1991年度スタート。土地所有者の建設意欲を高め,同時に都市部に安い賃貸住宅を確保することで若年および低所得層を定着させるのがねらい。同様の制度として,東京都農協などとタイアップしたパートナーシップ型都民住宅制度,民間企業が以前からとり入れている借上げ社宅などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android