若年(読み)ジャクネン

デジタル大辞泉 「若年」の意味・読み・例文・類語


わか‐とし【若年】

小正月のこと。
新年

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精選版 日本国語大辞典 「若年」の意味・読み・例文・類語

じゃく‐ねん【若年・弱年】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 年の若いこと。また、経験が少なく成人として見られないこと。また、その人。年若い者若輩
    1. [初出の実例]「是、若年の時所詠の歌也」(出典:九冊本宝物集(1179頃)三)
    2. 「岩次郎じゃくねんにて思慮あさく、始終の是非もたださず」(出典:黄表紙・敵討義女英(1795)下)
    3. [その他の文献]〔宋書‐劉湛伝〕
  3. 近世、一一歳から一七歳までの呼称
    1. [初出の実例]「拾壱歳より拾七歳迄、若年と云。右之趣享和二戌年、奥御右筆田中吉蔵より承る」(出典:類典(古事類苑・法律三一))

にゃく‐ねん【若年】

  1. 〘 名詞 〙 年の若いこと。経験が浅く、まだ一人前でないこと。また、その人。じゃくねん。
    1. [初出の実例]「御若年(ニヤクネン)にして〈略〉出家とげらるる事も有しに」(出典浮世草子好色五人女(1686)二)

わか‐とし【若年】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 新年をいう、女房詞。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 小正月のこと。長野県や九州南部などでいう。

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