借款契約(読み)しゃっかんけいやく(その他表記)loan agreement; LA

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「借款契約」の意味・わかりやすい解説

借款契約
しゃっかんけいやく
loan agreement; LA

円借款の具体的実施にあたって,海外経済協力基金 (現国際協力銀行) と相手国との間で締結される契約で,これによって融資が確定する。交換公文で既に政府間合意済みの事項,および借款実施に必要な手続き・権利義務関係を詳細に規定する。円借款は要請事前通報,交換公文締結,借款契約締結,という順を経たうえで実施される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android