借用証文(読み)しゃくようしょうもん

精選版 日本国語大辞典 「借用証文」の意味・読み・例文・類語

しゃくよう‐しょうもん【借用証文】

  1. 〘 名詞 〙しゃくようしょうしょ(借用証書)
    1. [初出の実例]「借用証文の加印五人張の強弓を、欲の皮の鷲掴みに握り」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)初)
    2. 「親類に泣きつかれて夥しい金額の借用証文に連印する」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の借用証文の言及

【借用状】より

…古代には月借銭解(げつしやくせんのげ),中世には借券,近世には借用証文などとも呼ばれた。いずれも米・銭などの財物を借りるに際し,借主から貸主へ証拠書類として渡付される私的証文である。…

※「借用証文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む