デジタル大辞泉 「偲はゆ」の意味・読み・例文・類語 しのは◦ゆ【×偲はゆ】 [連語]《動詞「しの(偲)ふ」の未然形+自発の助動詞「ゆ」》しのばれる。自然に思い出される。しぬはゆ。「大伴おほともの高師たかしの浜の松が根を枕まくらき寝ぬれど家し―◦ゆ」〈万・六六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「偲はゆ」の意味・読み・例文・類語 しのは‐・ゆ【偲ゆ】 〘 連語 〙 ( 動詞「しのふ(偲)」の未然形に助動詞「ゆ」の付いたもの ) しのばれる。慕われてならない。自然に思い出される。しぬはゆ。[初出の実例]「印南野の浅茅押しなべさ寝る夜の日長くあれば家し小篠生(しのはゆ)」(出典:万葉集(8C後)六・九四〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例