偲び渡る(読み)しのびわたる

精選版 日本国語大辞典 「偲び渡る」の意味・読み・例文・類語

しのび‐わた・る【偲渡】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 古くは「しのひわたる」。「わたる」は時を経過する意 ) 長い間ずっと恋いしたいつづける。
    1. [初出の実例]「わが背子が しのひにせよと 千代にも 偲渡(しのひわたれ)と」(出典万葉集(8C後)一三・三三二九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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