傍訓(読み)ボウクン

デジタル大辞泉 「傍訓」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐くん〔バウ‐〕【傍訓】

漢字のわきにつける読みがな。振りがな。ルビ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「傍訓」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐くんバウ‥【傍訓】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 漢字の傍につける読み仮名。振り仮名。ルビ。
    1. [初出の実例]「徂徠派の儒生旁訓を加へ板行せり」(出典:蛻巖先生答問書(1751‐64か)下)
  3. ( ━する ) 漢字に振り仮名をつけること。
    1. [初出の実例]「此等の本は〈略〉字音は案外に正しく傍訓(バウクン)されてある」(出典:閑耳目(1908)〈渋川玄耳〉漢文自修法)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の傍訓の言及

【振り仮名】より

…漢字の読みを示すためにそのわきにつけた仮名。古くは〈傍訓〉とも〈つけ仮名〉ともいった。また印刷したものは,特に〈ルビ〉ともいい,文章の中の漢字すべてにつけたものを〈総ルビ〉,一部につけたものを〈パラルビ〉という。…

※「傍訓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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