債務奴僕制(読み)さいむどぼくせい(その他表記)kabal'noe kholopstvo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「債務奴僕制」の意味・わかりやすい解説

債務奴僕制
さいむどぼくせい
kabal'noe kholopstvo

中世ロシアにおける債務に基づく人身隷属の一形態。特に 15~17世紀,債務者が貴族,官僚,商人などの屋敷で,債務に相当する労働,勤務に従事する場合をいう。債務奴僕は法的には自由民だったが,のち次第に債務償還後の退去権を失い,終身隷属の状態となり,農奴制成立の一契機をなした。

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