債務者(読み)さいむしゃ

精選版 日本国語大辞典 「債務者」の意味・読み・例文・類語

さいむ‐しゃ【債務者】

〘名〙 債権者に対して給付義務をもつ者。⇔債権者
民事訴訟法(明治二三年)(1890)五九八条「債権者は債務者の承諾を要せずして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「債務者」の意味・読み・例文・類語

さいむ‐しゃ【債務者】

特定人(債権者)に対して、一定の給付をなすべき義務を負う者。⇔債権者

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の債務者の言及

【担保】より

…以下ではこの後者の意味における担保,つまり債権担保の法制度につき略説する。 一般に債務者が任意に債務を履行しないときは,債権者はその債権に基づき債務者の一般財産に対し執行(これには,個別執行たる民事執行手続と総括的執行たる破産手続とがある)をして債権の弁済にあてる。このような意味において債務者の一般財産は債権の最後のよりどころであるといえる(債権者代位権および債権者取消権は,この一般財産の経済的価値を保全するために民法上債権者に付与されている権利である)。…

※「債務者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android