僧園(読み)ソウエン

デジタル大辞泉 「僧園」の意味・読み・例文・類語

そう‐えん〔‐ヱン〕【僧園】

修学のために僧徒の集まる学園。また、寺院

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精選版 日本国語大辞典 「僧園」の意味・読み・例文・類語

そう‐えん‥ヱン【僧園】

  1. 〘 名詞 〙 修学のために僧徒の集まる学園。また一般に、寺院のことをいう。
    1. [初出の実例]「山鶯声老僧園静、谿柳枝垂寺路滋」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)一〇・遊山寺〈藤原実光〉)

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世界大百科事典(旧版)内の僧園の言及

【寺院建築】より

…仏教のための建築群で,本来は僧尼の組織を伴う。仏教がインドで成立した当初は,仏陀を中心とした僧団の住舎に大衆集会の広場をもち,サンガーラーマsaṃghārāma(僧園,衆園(しゆおん)),アーラニヤāraṇya(寂静処)などと呼ばれた。後,仏陀の墓を示すストゥーパstūpaを中央に置き,周囲に僧房がある形となる。…

※「僧園」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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