デジタル大辞泉 「儘の皮」の意味・読み・例文・類語 まま‐の‐かわ〔‐かは〕【×儘の皮】 仕方がなくて成りゆきにまかせる気持ちを表す語。もうどうなってもよい。ままよ。「あかぬ別れの鳥は―と、なげやりにする場所にもあらねば」〈浮・西鶴伝授車・五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「儘の皮」の意味・読み・例文・類語 まんま【儘】 の 皮(かわ) ( 「ままのかわ」の変化した語 ) =ままよ(儘)てんぽの皮[初出の実例]「何をぐとぐと思召すぞ、軍に立たすばアアままよ、まんまのかはでお済ましなされ」(出典:浄瑠璃・那須与市西海硯(1734)三) まま【儘】 の 皮(かわ) =ままよ(儘━)てんぽの皮[初出の実例]「あかぬ別の鳥はままの皮(カハ)と、なげやりにする場所にもあらねば」(出典:浮世草子・西鶴伝授車(1716)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例