精選版 日本国語大辞典 の解説
うどんげ【優曇華】 の=花(はな)[=春(はる)]待(ま)ち得(え)たる心地(ここち)
- 待望久しい、優曇華の花の咲くときにあった喜び。珍しいことに遭遇することのたとえ、尋ねるかたきにめぐり合った喜びなどにいう。
- [初出の実例]「うとむけの花まちえたる心ちして深山桜に目こそ移らね、と聞え給へば」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若紫)
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...