デジタル大辞泉
「深山桜」の意味・読み・例文・類語
みやま‐ざくら【▽深山桜】
1 バラ科の落葉高木。深山に生え、5月ごろ、若葉が出てから白い5弁花を総状につける。葉は長円形で先がとがる。しろざくら。
2 深山に咲いている桜。
「優曇華の花待ちえたる心地して―に目こそうつらね」〈源・若紫〉
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みやま‐ざくら【深山桜】
〘名〙
① 深山に咲いている桜。
※延喜御集(967‐1000頃)「はるふかきみやまざくらもちりぬればよを
うぐひすのなかぬ日ぞなき」
② バラ科の落葉高木。
各地の深山に生える。高さ一〇メートルに達する。
全体に伏毛を生じる。葉は長さ四~八センチメートルの
倒卵形で縁に
鋸歯がある。
初夏、径二センチメートルぐらいの白い五弁花が四~七個集まって咲く。
花序には
卵形で長さ七ミリメートルぐらいになる苞
(ほう)があり目立つ。しろざくら。めざくら。〔日本植物名彙(1884)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報
深山桜 (ミヤマザクラ)
学名:Prunus maximowiczii
植物。バラ科の落葉高木,園芸植物
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報