優者(読み)ユウシャ

デジタル大辞泉 「優者」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐しゃ〔イウ‐〕【優者】

他より秀でている人。
競技で優勝した人。「栄えある優者

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「優者」の意味・読み・例文・類語

やさ‐もの【優者】

  1. 〘 名詞 〙やさびと(優人)
    1. [初出の実例]「ここにをこぜの姫とて、魚の中にはたぐひなきやさものなり」(出典:御伽草子・をこぜ(岩波文庫所収)(室町末))

ゆう‐しゃイウ‥【優者】

  1. 〘 名詞 〙 すぐれているもの。優秀な人。また、競技などに優勝した人。
    1. [初出の実例]「優者とて、狂言する者までも、東坡株の帽子を、きまわるぞ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android