元パラメダリストの安楽死

共同通信ニュース用語解説 の解説

元パラメダリストの安楽死

車いす陸上女子選手でベルギーのマリーケ・フェルフールトさん(40)が10月22日、同国内の自宅で医師投薬を受けて亡くなった。進行性の脊髄疾患で、10代半ばで下半身不随となり、近年病状が悪化していた。ベルギーでは治癒見込みがなく、耐えがたい苦痛がある患者安楽死が認められており、フェルフールトさんも2008年に許可証を取得。その後公表し、議論を呼び掛けていた。パラリンピックロンドン大会で金と銀のメダルを獲得するなど活躍。17年には念願だった日本旅行で広島や京都などを訪れ、日本のパラ選手らとも交流した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android