元通(読み)もとどおり

精選版 日本国語大辞典 「元通」の意味・読み・例文・類語

もと‐どおり‥どほり【元通】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 以前と同じ形や状態であること。また、そのさま。もともとどおり。
    1. [初出の実例]「女は舌うちをしながら、金を仕舞込んで、元どほりに財布を蒲団の下へ押込んだ」(出典:足袋の底(1913)〈徳田秋声〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android