先前・先先(読み)せんぜん

精選版 日本国語大辞典 「先前・先先」の意味・読み・例文・類語

せん‐ぜん【先前・先先】

〘名〙 (「せんせん」とも) さきざき。まえまえ。まえかた。前前(ぜんぜん)
御堂関白記‐寛弘九年(1012)正月二七日「命云、先々大臣遅参如此者」
※歌舞伎・櫓太鼓鳴音吉原(1866)序幕「むむ、すりゃ先々(センゼン)より申し入れし、拙者を差しおき、あの外へ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android