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先行開発 せんこうかいはつadvanced engineering

知恵蔵の解説

先行開発

製品開発に「先行」して行われる技術開発のこと。自動車の場合、製品開発とはフルモデルチェンジあるいは新規モデルの開発を指す。デザイン決定から発売までの製品開発期間は、以前は30カ月が必要といわれたが、現在では24カ月あるいは18カ月まで短縮されている。一方、先行開発とは、エンジンまたはトランスミッションなどパワートレイン(動力伝達系統)の技術開発など、製品開発より長い開発期間を必要とし、さらに製品開発のときに選択メニューとして準備されている必要があるものを指す。従来、先行開発では機械系の技術が重要であったが、近年自動車の電子化が急速に進んでいるため、電子・エレクトロニクス技術の進展が必要とされている。その代表例がETCであり、電子キー(スマートキー)の技術開発であった。さらに最近は自動車に数多く搭載されている「組み込みソフト」の先行開発が重視されつつあり、この場合、機械・電子の技術者のみならずソフトウエアの技術者の動員が必要となる。

(大鹿隆 東京大学ものづくり経営研究センター特任教授 / 藤本隆宏 東京大学大学院教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について | 情報

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