兎新田(読み)うさぎしんでん

日本歴史地名大系 「兎新田」の解説

兎新田
うさぎしんでん

[現在地名]白根市兎新田

信濃川左岸に立地し、古川ふるかわ新田の南に連なり、後須田うらすだ村・五反田ごたんだ(現加茂市)の北に接する。元和六年(一六二〇)七右衛門の開発といい、明治に至るまで新発田藩領。延宝八年(一六八〇)総検地以前は兎興野と称し、正保国絵図に三六石余とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android