図書館情報学用語辞典 第5版 「児童図書」の解説 児童図書 乳幼児から小学生,中学生くらい(0歳から13,14歳くらい)の読書興味や読書レベルにあった図書.児童書,子どもの本ともいう.絵本,昔話,幼年文学,児童文学,伝記,科学の本,実用書,レファレンスブックなどに分けることができる.絵本は,1950年代の『岩波の子どもの本』(1953- )や月刊絵本『こどものとも』(1956- )などの出版,児童文学は,1953(昭和28)年の早稲田大学童話会のマニフェスト「『少年文学』の旗の下に!」や1960(昭和35)年の石井桃子らの『子どもと文学』などの出版,科学の本は,1960年代後期からの月刊科学絵本『かがくのとも』(1956- )や写真の本『科学のアルバム』(1969- )などの出版を契機として,質の高い児童図書が刊行されるようになり,他のジャンルの研究も進展した.[参照項目] 絵本 | ヤングアダルト図書 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by