レファレンスブック(読み)れふぁれんすぶっく(その他表記)reference book

関連語 名詞

図書館情報学用語辞典 第5版 「レファレンスブック」の解説

レファレンスブック

対象とする分野の関係情報を記事として多数の項目にまとめ,それらを音順や体系順で排列することによって,特定の項目を容易に調べられるようにした図書.参考図書ともいう.特定の情報を求めるときに使用し,全体を通読することは想定されていない.レファレンスブックは,他の資料への案内や指示を主目的とする書誌,目録などと,事実解説的な辞書,事典図鑑,年表などに大別される.特色としては,〈1〉見出しのもとに各項目が簡潔に記述されている,〈2〉排列に特色があり,探索を容易にするために目次索引工夫がなされている,〈3〉冊子体であり,容易に持ち運びや利用ができる,などがあげられる.図書館では,レファレンスサービスを成り立たせるツールであり,レファレンスコレクションとして構築されている.現在では,レファレンスブックと同じ内容の著作が電子メディアで提供されるようになってきた.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む