精選版 日本国語大辞典 「入替・入代」の意味・読み・例文・類語
いり‐かわり ‥かはり【入替・入代】
[1] 〘名〙
① 入れかわること。交替すること。また、かわってはいること。入れかわり。
いれ‐かわり ‥かはり【入替・入代】
〘名〙
① 入れかわること。交替すること。いりかわり。
④ ⇒いりかわり(入替)(一)②
いれ‐か・える ‥かへる【入替・入代】
〘他ア下一(ハ下一)〙 いれか・ふ 〘他ハ下二〙 (室町時代頃からヤ行にも活用した)
① あるもののかわりに他のものを入れる。中身をかえる。また、入れ場所をかえる。
※忠岑集(10C前)「わがたまを君が心にいれかへて思ふとだにも言はせてしがな」
※羅葡日辞書(1595)「Elutrio〈略〉Irecayuru(イレカユル)、ウツシカユル」
※春の城(1952)〈阿川弘之〉一「貨車を入れ替えている小型機関車の蒸気の音がする」
いり‐かわ・る ‥かはる【入替・入代】
〘自ラ五(四)〙 あるものの位置を他のものが占める。他と交替する。入れかわる。
※平中(965頃)三四「このもとのをとこの女家にいりかはりけるを、みける人なんかたりければ」
いれ‐かわ・る ‥かはる【入替・入代】
〘自ラ五(四)〙 他のものと交替する。いりかわる。
※太平記(14C後)二〇「追つ追つ入れ替る戦ひに時刻押移て、日已に西山に沈まんとす」
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