日本歴史地名大系 「入船町跡」の解説 入船町跡いりふねちようあと 東京都:江東区旧深川区地区入船町跡[現在地名]江東区牡丹三丁目大島(おおしま)川を隔てて入船町の南対岸にあり、佐賀(さが)町代地の東に位置する(風土記稿)。寛政三年(一七九一)八月六日・九月四日の高波により、家屋が流出し多くの溺死者を出したため、同六年幕府は、久右衛門(きゆうえもん)町一―二丁目、入船町の内、佐賀町代地の内を買上げ明地とした。このとき明地となった入船町は一千三四七坪余、代金は金一二四両二分と銀六匁九分六厘四毛であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by