入際(読み)いりぎわ

精選版 日本国語大辞典 「入際」の意味・読み・例文・類語

いり‐ぎわ‥ぎは【入際】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ある場所にちょうどはいろうとする時。
  3. 夕日などが沈んで、地に隠れようとする時。
    1. [初出の実例]「日のいりぎはの、いとすごくきりわたりたるに」(出典:更級日記(1059頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android