全功(読み)ぜんこう

精選版 日本国語大辞典 「全功」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐こう【全功】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 完全無欠のてがら。むきずのてがら。
    1. [初出の実例]「愚謂天地尚無全功、況賢哲」(出典大疑録(1713)上)
    2. [その他の文献]〔列子‐天瑞〕
  3. 完全なききめ。
    1. [初出の実例]「ここに至り新法を全国に施行せば、必全功を奏することあらん」(出典:地方官会議日誌‐一〇・明治八年(1875)七月二日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む