全水頭(読み)ぜんすいとう

最新 地学事典 「全水頭」の解説

ぜんすいとう
全水頭

total(hydraulic) head

水流のもつポテンシャルを基準面からの高度で表したもの。M.K.Hubbert(1940)は「与えられた位置に与えられた状態で置かれている水のポテンシャルは,単位質量の水をある任意の標準状態から,その与えられた状態にまで変化させるのに必要な仕事量に等しい」と定義した。水を非圧縮性流体とし大気圧を基準にとり流体ポテンシャルを水柱高で表せば,hzp/γ+v2/2h:全水頭z:基準面からの高さ,p:水の圧力,γ:水の単位体積重量v流速重力加速度)と表され,第1項は位置水頭(elevation head),2項は圧力水頭,3項は速度水頭である。地下水の場合,流速が遅いため,速度水頭は十分な近似で無視することができる。位置水頭,圧力水頭の和を静水頭という。

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参照項目:水頭

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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