八丁堀村(読み)はつちようぼりむら

日本歴史地名大系 「八丁堀村」の解説

八丁堀村
はつちようぼりむら

[現在地名]三郷市新和しんわ

大場おおば川を挟んで大膳だいぜん村の西に位置し、北は市助いちすけ村。慶長(一五九六―一六一五)頃の開発という(風土記稿)。田園簿には記載がなく、幸房こうぼう村の内に含まれていたとみられる。元禄郷帳に村名がみえ、市助・大膳の両村を含み高一四三石余。その後両村がいつ分村したかは不明であるが、元禄一〇年(一六九七)の大膳村検地(立沢家文書)などが残っており、元禄検地以降は地方支配のレベルでは分村していたものと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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