八十瀬(読み)ヤソセ

デジタル大辞泉 「八十瀬」の意味・読み・例文・類語

やそ‐せ【八十瀬】

多くの瀬。瀬々せぜ
鈴鹿川―渡りてが故か夜越えに越えむ妻もあらなくに」〈・三一五六〉

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精選版 日本国語大辞典 「八十瀬」の意味・読み・例文・類語

やそ‐せ【八十瀬】

  1. 〘 名詞 〙 数えきれないほどある瀬。数多くの瀬。せぜ。
    1. [初出の実例]「鈴鹿川 也曾世(ヤソセ)の滝を みな人の 賞づるも著(しる)く 時にあへる 時にあへるかも」(出典催馬楽(7C後‐8C)鈴鹿川)

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