八木誠政(読み)ヤギ ノブマサ

20世紀日本人名事典 「八木誠政」の解説

八木 誠政
ヤギ ノブマサ

昭和期の昆虫学者 東京農業大学教授。



生年
明治27(1894)年

没年
昭和42(1967)年2月18日

出生地
長野県松代町

学歴〔年〕
東京帝大理科大学動物学選科〔大正9年〕修了

学位〔年〕
理学博士〔昭和3年〕,農学博士〔昭和26年〕

経歴
農商務省農事試験場嘱託、(財)大原奨農会農業研究所研究員などを経て、大正13年京都帝大農学部助教授。昭和4年退職後農林省農事試験場昆虫部嘱託、東京文理大講師などを務め、24年信州大繊維学部教授。25年定年退職、東京農大教授、同大学院教授嘱託となった。国際昆虫学会議常任委員、日本昆虫学会会長を務めた。共著に「函数生物学」「昆虫学本論」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「八木誠政」の解説

八木誠政 やぎ-のぶまさ

1894-1967 昭和時代の昆虫学者。
明治27年5月17日生まれ。東京文理大講師などをへて,昭和24年信州大教授となる。のち東京農大教授。日本昆虫学会会長をつとめた。蝶類や生理生態学の分野の研究で知られた。昭和42年2月18日死去。72歳。長野県出身。東京帝大卒。著作に「昆虫学本論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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