八甲田山雪中行軍

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八甲田山雪中行軍

日清戦争後、三国干渉により遼東半島を返還した日本は、ロシア仮想敵国とした。陸奥湾が封鎖され、ロシア軍が青森県の八戸付近に上陸したと想定、八戸方面への行軍と物資輸送が可能か確かめるため八甲田越えを試みた。青森隊は出発した1902年1月23日に遭難後、199人が死亡アイヌ民族を含めた捜索隊が最後の遺体を収容したのは5月下旬だった。岩木山雪中行軍の経験があった弘前隊は12日かけ200キロ以上の行軍を終えた。

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