八重十文字(読み)ヤエジュウモンジ

デジタル大辞泉 「八重十文字」の意味・読み・例文・類語

やえ‐じゅうもんじ〔やへジフモンジ〕【八重十文字】

ひもなどを縦横に幾重にもかけて縛ること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「八重十文字」の意味・読み・例文・類語

やえ‐じゅうもんじやへジフモンジ【八重十文字】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 紐などで、たて横十文字に幾重にも縛ること。また、そのさま。八重無尽(やえむじん)
    1. [初出の実例]「油紙で包んで八重十文字にからげてあらア」(出典:人情本・春色袖之梅(1837‐41)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android