縦横(読み)ジュウオウ

デジタル大辞泉 「縦横」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐おう〔‐ワウ〕【縦横/従横】

[名・形動]
たてとよこ。また、南北東西。「市街を―に貫く通り
あらゆる方面四方八方。「国内を―に走る鉄道
思いのままに振る舞うこと。また、そのさま。自由自在。「―に活躍する」「才気―」
合従がっしょう連衡れんこう
[類語]縦横無尽自由存分ぞんぶん不羈ふき勝手気まま心任せわがまま好き自分勝手手前勝手身勝手得手勝手好き勝手気随気任せほしいまま奔放自由自在意のまま思いのまま思い通り自在随意任意ランダム無作為恣意フリーフリーダムリバティー

たて‐よこ【縦横/緯】

たてとよこ。よこたて。
たて糸とよこ糸。たてぬき。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「縦横」の読み・字形・画数・意味

【縦横】じゆうおう(わう)

たてよこ。東西と南北。自由自在。また、合従連衡。唐・魏徴述懐〕詩 中原(ま)た鹿を(お)ふ 筆を投じて戎軒軍車)を事とす 縱、計は就(な)らざれども 慷(かうがい)志はほ存す

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