八重立つ(読み)やえたつ

精選版 日本国語大辞典 「八重立つ」の意味・読み・例文・類語

やえ‐た・つやへ‥【八重立】

  1. 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 幾重にも重なるようにして立つ。雲や霧、また、山の峰などが幾重にも重なる。
    1. [初出の実例]「やへたつ山は更に島がくれにも劣らざりけるを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)松風)
    2. 「八重立(ヤヱたつ)敵の其中を」(出典:浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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