精選版 日本国語大辞典 「八重立つ」の意味・読み・例文・類語
やえ‐た・つやへ‥【八重立】
- 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 幾重にも重なるようにして立つ。雲や霧、また、山の峰などが幾重にも重なる。
- [初出の実例]「やへたつ山は更に島がくれにも劣らざりけるを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)松風)
- 「八重立(ヤヱたつ)敵の其中を」(出典:浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)一)
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...