公納堂町(読み)くのうどうちよう

日本歴史地名大系 「公納堂町」の解説

公納堂町
くのうどうちよう

[現在地名]奈良市公納堂町

かささぎ町東南に所在。「奈良曝」に「町役廿五軒」とみえる。「大乗院雑事記」長禄元年(一四五七)一一月二四日条に「当門跡領之内、九内堂ノ前ノ在家一間封云々、自何方ノ沙汰ヲ不知」とあり、大永五年(一五二五)の御領内元興寺領地口銭帳(内閣文庫文書)によれば春日社田楽頭役方のため「九納堂」の二三軒に五二間三尺分(一間につき三〇文)の地口銭がかけられており、他の元興寺がんごうじ郷内の地域とともに興福寺の支配下に入っていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む