六趣四生(読み)ろくしゅししょう

精選版 日本国語大辞典 「六趣四生」の意味・読み・例文・類語

ろくしゅ‐ししょう‥シシャウ【六趣四生】

  1. 〘 名詞 〙ろくどうししょう(六道四生)
    1. [初出の実例]「塵刹沙界、六趣四生、出三界門、至四衢道」(出典本朝文粋(1060頃)一三・浄妙寺塔供養呪願文〈大江以言〉)
    2. 「およそ輪廻は車の輪のごとく、六趣四生を出でやらず」(出典:謡曲・葵上(1435頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android