兵庫県豊岡市(読み)とよおか〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔兵庫県〕豊岡〈市〉(とよおか〈し〉)


兵庫県北東部の市。
北部は日本海に面し、東部で京都府に接する。円山川下流域に位置し、市内中央に豊岡盆地が広がる。県北部の行政・経済・文化の中心地。2005年(平成17)4月、旧・豊岡市と城崎(きのさき)郡の城崎町、同竹野町、同日高町と出石(いずし)郡の出石町、同但東町と合併して現在の姿となる。この合併により、城崎郡と出石郡は消滅。古代には、日高町に但馬国の国府・国分寺がおかれた。中心地区の豊岡地区は、江戸時代には豊岡藩の城下町として繁栄。柳行李(やなぎごうり)の特産地として知られ、豊岡杞柳(きりゅう)細工は国の伝統的工芸品に指定されている。その伝統を継いだ鞄・袋物製造業が盛ん。白磁の出石焼、但馬縮緬(ちりめん)を特産。稲作、畜産と高原野菜の栽培が行われ、イカ・マツバガニの近海漁業でも知られる。1400年前、道智上人が発見したといわれる城崎温泉は西日本屈指の規模を誇る温泉街。旧城下町の出石地区は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。兵庫県立コウノトリの郷公園があり、国の特別天然記念物であるコウノトリの保護・増殖や、自然放鳥を行っている。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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