精選版 日本国語大辞典 「其許」の意味・読み・例文・類語 それ‐ばかり【其許】 〘 名詞 〙 物事の質、量、程度が、そこに示されているほどであること。その少なさを強調していうことが多い。それだけ。それきり。こればかり。それっぱかり。それちかばかり。そればかし。そんばかり。それんばかり。[初出の実例]「こてねりそといふ者ぞ時々通ひける、そればかりををとこかげには見給つつ」(出典:浜松中納言物語(11C中)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例