具雑煮(読み)ぐぞうに

日本の郷土料理がわかる辞典 「具雑煮」の解説

ぐぞうに【具雑煮】


長崎県島原地方の郷土料理で、もちほか鶏肉・かまぼこ・野菜などを入れた具だくさんの雑煮。寛永14(1637)年島原の乱で原城籠城(ろうじょう)した一揆軍が、兵糧(ひょうろう)として蓄えたもちと海や山から集めた材料で作ったのが起源とされる。

出典 講談社日本の郷土料理がわかる辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「具雑煮」の解説

具雑煮

長崎県島原地域の郷土料理。島原の乱に由来すると伝えられる、具だくさんの雑煮。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む