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籠城 ロウジョウ

デジタル大辞泉の解説

ろう‐じょう〔‐ジヤウ〕【籠城】

[名](スル)
城などの中にたてこもって敵を防ぐこと。「籠城作戦」
家などにこもって外に出ないこと。「籠城して受験勉強に励む」

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世界大百科事典 第2版の解説

ろうじょう【籠城】

城にこもり敵と戦うこと。敵陣包囲の中,味方が劣勢の場合,重要な戦術であった。《太平記》の楠木正成による千早城籠城戦は史上有名であるが,こうした籠城により敵を攻略するには,何よりも食糧・水などの生活物資の確保が先決であり,加えて矢・火薬・石などの戦闘用具の準備も必要となる。後世,この籠城戦を勝ちぬく心得を記した書物も見られるようになる。《兵法雄鑑》(1645成立)には食料・武器の用意などの初歩的なことのほか,敵の火攻めに備えて民家を焼き払い城外に放置されている可燃物を城中に持ち込み,その手段を断つこと,あるいは敵陣の糧道水源を断つべく城外の水源に不浄物を沈めるべきことなどが記されている。

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世界大百科事典内の籠城の言及

【城攻め】より

…第1の段階は,城を政治的・軍事的に孤立させ,城内と外部の支援勢力との連絡を絶つことに目的がある。籠城する側は,城の周辺の土地から兵糧など必要な物資を城に取り込み長期戦に備えるとともに,攻め方にそれらの物資を利用されることを防ぐ。また周辺の住民も,攻め方に徴用されることを防ぐために城に入らせたり,そうでない場合は城外に残った住民が攻め方に協力しないよう人質を取ることもあった。…

※「籠城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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