兼す(読み)ケンス

デジタル大辞泉 「兼す」の意味・読み・例文・類語

けん・す【兼す】

[動サ変]《「けんず」とも》兼ねる。兼任する。
右衛門督を―・して、検非違使別当になり給ふ」〈平家・二〉

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精選版 日本国語大辞典 「兼す」の意味・読み・例文・類語

けん‐・す【兼】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 ( 「けんず」とも ) 兼ねる。兼任する。あわせ持つ。
    1. [初出の実例]「右衛門督を兼して、検非違使の別当になり給ふ」(出典:平家物語(13C前)二)

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