内に省みて疚しからず(読み)ウチニカエリミテヤマシカラズ

デジタル大辞泉 「内に省みて疚しからず」の意味・読み・例文・類語

うちかえりみてやましからず

《「論語顔淵から》自分良心に照らしてみて、少しも恥ずかしいところがない。

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精選版 日本国語大辞典 「内に省みて疚しからず」の意味・読み・例文・類語

うち【内】 に 省(かえり)みて疚(やま)しからず

  1. ( 「論語‐顔淵」の「内省不疚、夫何憂何懼」から ) 自分の良心にただしてみて少しも恥じるようなことがない。
    1. [初出の実例]「彼自身は内に顧みて疚しい所もなければ」(出典:野分(1907)〈夏目漱石〉一)

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