内の帝(読み)ウチノミカド

デジタル大辞泉 「内の帝」の意味・読み・例文・類語

うち‐の‐みかど【内の帝】

天皇。→院のみかど
「―さへ、御心寄せことに聞え給へば」〈・若菜下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「内の帝」の意味・読み・例文・類語

うち【内】 の 帝(みかど)

  1. 今上天皇。院の帝(みかど)に対して用いられる。当今(とうぎん)
    1. [初出の実例]「内のみかど仁寿殿にわたり給て」(出典:宇津保物語(970‐999頃)沖つ白浪)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android