inner core
核の中心部を占める固体部分。I.Lehmann(1936)によるPKP波の研究から明らかになった。その後の研究により,内核の半径は約1,220km程度と見積もられている。ほとんど純粋な鉄でできていると考えられている。液体核の冷却に伴って半径を増しているという説もある。また近年の解析から,内核には自転軸に対して対称性をもつような異方性があるとともに,東西半球で明瞭に速度や減衰の大きさが異なることが指摘されている。
執筆者:菊地 正幸
参照項目:地球の層構造
参照項目:インナーコア・アナイソトロピー
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
…中心核と呼ばれることもある。深さ約5150kmを境として,外側の外核と内側の内核とに分かれる。どちらも主成分は鉄であるが,外核は流体で,内核は固体であると考えられている。…
… 地表から深さ2900kmにおいてマントルから核へと変わる。核は外核と内核とに分かれ,地震波のうちP波は外核を通過するが,S波は通過しないことから,外核は液体であることがわかる。半径約1300kmの内核は固体と考えられる。…
※「内核」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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