内温性(読み)ナイオンセイ

デジタル大辞泉 「内温性」の意味・読み・例文・類語

ない‐おんせい〔‐ヲンセイ〕【内温性】

生物で、体温体内代謝で発生する熱によって維持する性質。→外温性異温性

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の内温性の言及

【鳥類】より

…そのためメンフクロウなどは暗黒の中でも獲物をとらえることができる。【森岡 弘之】
【生態と行動】
 鳥類は,羽毛をもち空を飛ぶ内温性endothermy(体温が体内で生ずる代謝熱によって維持される性質。定温動物以外にも,大型の爬虫類,回遊魚,昆虫の一部は内温性である)の陸上脊椎動物である。…

※「内温性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android