デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内田隆昌妻」の解説 内田隆昌妻 うちだ-たかまさの-つま ?-? 室町時代の女性。夫が将軍足利義持(在職1394-1423)に追放されていたとき,妻は弓矢で鳥を射とめ,それを京に売って生計をたてていた。たまたま出遊の将軍に射技をためされ,夫の名前をきかれて「武士の妻」とだけこたえた。夫がのちにたずねたところ「武士の妻なら鳥を射とめるぐらい珍しくないでしょう」とまぎらしたという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例