内田隆昌妻(読み)うちだ たかまさの つま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内田隆昌妻」の解説

内田隆昌妻 うちだ-たかまさの-つま

?-? 室町時代女性
夫が将軍足利義持(在職1394-1423)に追放されていたとき,妻は弓矢で鳥を射とめ,それを京に売って生計をたてていた。たまたま出遊の将軍に射技をためされ,夫の名前をきかれて「武士の妻」とだけこたえた。夫がのちにたずねたところ「武士の妻なら鳥を射とめるぐらい珍しくないでしょう」とまぎらしたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android