内腰掛(読み)うちこしかけ

精選版 日本国語大辞典 「内腰掛」の意味・読み・例文・類語

うち‐こしかけ【内腰掛】

〘名〙
江戸時代、幕府評定所に設けられていた腰掛けの一つ。庶民の控え所で、表御門の南側にあった。
※禁令考‐前集・第三・巻二八・(寛政七年)(1795)五月「仮牢白洲訴所等取建之覚〈略〉大腰懸に而も拵候得ば、此方内腰懸は入不申候」
茶席内露地外露地の間に設けられた中潜(なかくぐり)の内にある腰掛け。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の内腰掛の言及

【待合】より

…中門を境に外露地と内露地とに分かれる二重露地が整うのは千利休からとも古田織部からともいわれるが,利休時代にはほぼ整っていたとみられる。露地の発展に伴い,外露地には外腰掛,下腹雪隠(したばらせつちん)が,内露地には内腰掛が設けられるようになった。客は外腰掛で連客を待ち合わせて亭主の迎付(むかえつけ)を待ち,内腰掛では中立ちをして再び席入りの合図を待つ。…

※「内腰掛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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