内記町(読み)ないきちよう

日本歴史地名大系 「内記町」の解説

内記町
ないきちよう

[現在地名]福知山市字内記

城郭北部の丸ノ内と、その西方にある武家地堀端ほりばた町・稲荷いなり町・十六軒じゆうろつけん町を合わせて明治初年に成立した町。

城郭とその周辺の武家地は明治五年(一八七二)の廃城令などにより官有地となり俗に藩地はんじとよばれた。そのうち前記一帯を字内記とし、のちにはそれをさらに東より一丁目から六丁目の小字に分けてよんだ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android