再処理と高レベル廃棄物

共同通信ニュース用語解説 「再処理と高レベル廃棄物」の解説

再処理と高レベル放射性廃棄物

原発使用済み核燃料には、再び燃料として使えるプルトニウムが含まれ、これを取り出す化学処理を再処理という。日本は過去に英国フランスに計7100トンの再処理を委託した。1981年に本格運転を始めた日本原子力研究開発機構の再処理施設(茨城県東海村)は2014年に廃止が決定。22年度の完成を目指す日本原燃再処理工場(青森県六ケ所村)は試運転でプルトニウムを取り出した。再処理で発生する高レベル放射性廃液は漏れるリスクがあり、ガラス固化体にして安定させる。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android